どうもこんにちはー。まいです。
ブログ更新をしなければ!と思いつつ、中々時間が取れず、、、
いろいろイベントやら、ライブやらに行っている今日このごろです。
ライブなんかに行くと気になるのはアーティストがつけてるイヤモニですよね。
国内の多くのアーティストはFitEar製のものを使っている印象です。
私もカスタムで作ってみたいなぁと思いつつ、プレーヤーやアンプもまだまだグレードが
低いもんですから、しばらくはお預けですね~。
これがまた手を出しやすい値段なのに、高級感を損ねていない、音もユニーク&パワフルのはいコストパフォーマンス機でして、私自身がかなり気に入っているモデル達になります。
今回は、後述しますが、全体バランスの良いS0と、その上位モデル…とはいうもののただの上位互換ではない音をもつS1を比較レビューしていきます!
まずはスペック比較など。
S0 | S1 | |
駆動方式 | 9mm ダイナミック |
10mm ダイナミック |
周波数帯域 | 18Hz~18kHz | 20Hz~20kHz |
インピーダンス | 16Ω | 16Ω |
音圧感度 | 100db | 93db |
プラグ形状 | 3.5mm金メッキ | 3.5mm金メッキ |
コード | 1.2m Y型 | 1.2m Y型 |
まぁ、書面上のスペックはあまりアテにはなりませんが…。
売りとしては、双方ハウジングにアルミを用いており、
不要振動が抑えてあるよというところでしょうか。
メタルハウジングのものは、音がシャープになったり、
そのままではありますが、金属質な音になる傾向があります。
ちなみに、S0はただのメタルハウジング、S1はオールメタルハウジング
と表記があります。
さて、それでは早速見た目と音にいってみましょう。
上がS0の箱、下がS1の箱を開けたところになります。
付属品の豪華さも人気の高さのBrainwavz、勿論いつものハードケースも付属です!
付属のイヤーチップに関しては、通常シリコン(S、M、L)、バイフランジ、トリプルフランジの
シリコンが1セットずつ、そしてなんと、コンプライ製のフォームチップも1セットついてます!
(S0にはS-400、S1にはT-400が入っております)
S0、この付属品の豪華さで6000円…イヤホン本体だけの価格を考えれば、
大体4000円くらいになるわけですが、その音質やいかに…。
S0は、一応使用例としては、Shure掛けではない想定のようですが、
この対称デザインにより、Shure掛けが可能ですし、私は実際Shure掛けで
使っております。ケーブルは丈夫で絡みにくいフラットケーブル。
この赤と黒のシックなデザイン、良いですね。
こちらはS1。写真でうまく伝わらなかったかもしれませんが、
S1のハウジングはメタリックグレー、ケーブルとユニットの繋ぎ目は
紫がかったグレーで、シックにまとまっています。
こちらは印字の向きもShure掛け想定。
2つのユニット比較。ユニットはS1のほうが大きいですが、
2つとも丈夫そうで、チープな質感はありません。
S1のこのメタリック重厚感、とてもいいです!
3.5mmプラグ部。上がS1のもので、少々大きめ、また緩いL型となっております。
こちらはケーブルの分かれ目。Y型ですが、S1のほうがずっしりと質量があります。
さて、それでは早速音のほうにいってみましょう!
本日の一曲はこちら。
「天国の島」 という曲で、ジャニーズの某グループが
島を開拓して生活をするというテレビ番組のコーナーで流れていておりました。
私自身吹奏楽の経験があり、このコンクール課題曲というのは今でも
毎年チェックしているのですが、いやー、この壮大さは近年の
楽曲の中でもかなりお気に入りだったりします。
吹奏楽曲はレンジは勿論、中音域に音が集まりやすいですから、
そこの描き分けがどこまで頑張れるかが肝になります。
まずはS0。
冒頭のピッコロ、シンバルの音はかなり金属質に響きます。
オーボエやクラリネット、その他の中音域のバッキングの各音の描き分けはまずまず。
左右の音場は広めなので、定位感がはっきりしているのは好印象です。
その代わり、全体を見通しているせいか、音は少々遠く感じます。
解像度も価格帯を考えるとかなり高い方ですね。
スッキリとした癖の少ない音で、こもり感はあまり感じません。
1分40秒あたりから始まる主題ですが、トランペットの音はかなり元気めに鳴りますね。
下は若干こもり気味で、重めな印象を持ちますが、質量としてそんなに出ていないので、
不自然ではありません。
ふむ…このイヤホンはどちらかといえばやはり生音ソースよりは、
電子音楽系のほうが合う印象ですね。
ということで、方向性を全く変えてもう一曲!
スマートフォンで人気のリズムゲームアプリ「Deemo」より「Magnoria」
ピアノを模したUIで、全曲においてピアノがフィーチャーされておりますが、
この曲のようにワブルベースたっぷり、ダブステップの要素を盛り込んだ曲や
トランス曲も多く、かなり楽しいです。
さて、こちらを聴いてみて、なるほどしっくりです。
ピアノ等のクラシカルな音も全てエッジが効いて、よくも悪くも歯切れの良い音で
鳴らす傾向にあるS0は、どちらかといえばポップスやロック、打ち込み系のほうが得意なようですね。また低域は量よりは質という印象で、芯はありますが、鼓膜を揺さぶるような
低音ではありません。高域寄りのドンシャリめの音です。
といっても、中域は描き分けがうまいので、あまりドンシャリ感を感じないかもしれないです。
ダブステだと若干重みが足りないかもしれないくらいですが、左右の低位がはっきりわかれていて、
全体の迫力・解像度は十分です!
それでは、同曲を、次はS1で聴いて比較してみましょう。
まずは天国の島。
おぉ…これは、かなりS0とは傾向は別ですね。
上位機種というにはかなり毛色が違います。
まず、音が近く、立体感がかなり強いです。
S0は左右の音場の広さを感じましたが、S1は確実に狭いです。
ですが、その分奥行きを作っています。
主題のトランペットはかなり奥まってますが、
音の性質として、金属的な音はかなり抜けがいいので、存在感がきちんとあります。
低域は、質より量。解像度は若干S0に劣りますが、その存在感は十分です。
S0よりもS1のほうが、その音場の作り方から、ジャンルをかなり選びますね。
音色が多く、音場を意識するソースはあまり向いていません。
そして、Magnoria。
あー、やはり。この楽曲との相性はかなりいいです。
ボーカルと中心に位置するキックはまるで頭の中で鳴っているかのような
感覚を覚えるほど近く、ワブルベースとキックで脳に音を叩き込んでくるような
迫力があります。
音にどっぷり浸かりたい、といった方にはS1をおすすめします。
一応機種名としては上位、下位に位置するこのS1とS0ですが、
その音は別物です。
どちらもその価格にしては解像度は高めで、
そのメタルハウジングによる、硬質で、エッジの効いた音という部分は共通しています。
S0のほうが全体的にフラットめな音をしているので、オールジャンル聴くよという方はS0を、
クラブミュージックやロックなど、音圧が高めなソースを好まれる方はS1ですね。
どちらも高音はかなり金属質に響きます。
低音に関しては、S1の低音はかなり距離が近く、
それによる不思議な音場感は好みが分かれる部分だと思います。
ヴォーカルものなど、主旋律となる音色がひとつ中心に位置しているものは、
そこが強調されていいのですが、インストものなどは、低、中音域が妙に立体的に迫ってくるので、
ソースによってはかなり立体感、分離感を感じると思います。
S1の音も面白いなと思いますが、個人的に万人に好んでもらえる、そしてコストパフォーマンスの
良さに驚くのはS0ですね。
S1はユニットが少々大きく、重く感じるので、S0は取り回しの良さでもおすすめできる逸品となっております。
イヤチップ等の付属品も抱負なBrainwavz製品、ぜひともお試しください!
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