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2012年2月2日木曜日

最新作 Effect Audio Studio Kaiser 交換ケーブル 10proとSE535でリケーブルしてみた。

12:10

カレーライスを食べながら、その混沌したルーを覗く虚ろな自分を発見したBuyJapanNickie( ニッキー)です。
(((( ;゚д゚)))

世界は混とんとしています、そして人々はカレーの中に自分自身の哲学を置き忘れて白いライスだけの存在となってしまっているのです。
カレーだけのカレー、ライスだけのライスに存在価値はあるのでしょうか?



そんなことはさておき、前回は
Effect Audio Studio社のRheaのリケーブルを特集させていただきましたが、今回は同社Kaiserを特集したいと思います。

今日のケーブル

こちらBaldur素材という高級な素材を用いたケーブルです。サウンドの特徴は重厚でエレガントな低音と聞きごたえのある空気感などがポイントになります。この対照的なキャラクターのケーブルとしてはSong’sGalaxyuniverseが挙げられます。個人的にはメタルやダンス系音楽、ビッグバンド、壮大なオーケストラ演奏などにはお薦めできるケーブルです。今日はあえてクラシックピアノの曲で視聴したいと思います。


RIMG3231


RIMG3232


 
今日の曲
 
Chopin prelude op28 no 4 by Martha Argerich
 
ショパンからプレリュードを厳選させていただきました。ピアニストは世界で3人の巨匠に入るアルゲリッチ先生の演奏です。アルゲリッチ先生とは縁がなく、チケットをとった時はいつも体調不良で中止になる記憶があります。話を戻しますが、Chopin No4Preludeは、ロマン派の香りとショパン独特の哀愁あるメロディーが人の心をひきつけます。そして、スローテンポでありながら、荘厳でありながら物悲しい旋律は、当時のショパンの故郷であるポーランドの立ち位置とその激動の時代を表しているのではないでしょうか。

1 Ultimate Ears 10 通常ケーブルとの差異

 
通常ケーブル使用時との最も大きな差異は、一音一音の重さがKaiserを使うことにより太さが増すことです。それを、例えるならば水面に滴る雫のサイズ大きくなり、それによって波紋がより大きくなったとでも言うべきでしょうか。音に深みを感じさせます。ショパンの厳粛で重みのあるメロディーとの相性は抜群です。また、霧雨が降りもやが少しかかるような、落ち着いて重厚な雰囲気のサウンドは、彼が生きた歴史を移すのにはとても適しているのではないでしょうか。おそらくこの組み合わせはノクターンなどにも合うと思います。

特徴 マイルドで重厚な深みのあるサウンド


2 Shure SE535 通常ケーブルとの差異
 
通常ケーブルで使用するとクリアーで透き通るサウンドとなりました。一音一音が、鮮明に解像度高く聞こえる感じです、ブライトなサウンドで単音、単音をきれいに拾います。一方、Kaiserを用いるとそこに音としての安定感がましました。これは、Kaiserの特徴である、低音とbrightとは正反対の落ち着いたDarkなサウンドによるものだと思います。音質的には、SE535の弱いところをカバーした感じのものとなりバランスが良いものに仕上がりました。

特徴 低音とdarkなサウンドが加わることによりバランスが良いサウンド

感想

 
僕個人としてはChopinのこういった哀愁あるスローテンポの曲は、Darkで重々しい雰囲気のサウンドで聞きたいので、UE10Kaiserの組み合わせが最高だと思いました。次回は同じBaldur素材を使ったものでもシングルタイプのEffect Audio Studioの商品をお伝えしたいと思います。


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