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2012年4月20日金曜日

Sun Cable Crystal Love で AKG Q460(K450)、10PRO、SE535をリケーブルしてみた

19:45

こんにちは、遂にダウンコートを脱ぎ捨てて、春光で光合成をしようとしているNickieです。BuyJapanの拡張お引っ越しが近づいており、なかなか忙しいこのごろです。


雨が降ってますね。ウェットですNickieライフもウェットです。人生とはなぜこうもWet何でしょうか????????  (・_;☆\(-_-)


そんな今日はウェットなケーブルのご紹介です。



本日のケーブル

SUN CABLE  CRYSTAL LOVE

こちらのケーブルは銀線と銅線の素材を混ぜることで独自のサウンドになっています。OFC系のようにきらびやか過ぎず、銀線のようにクッキリとしすぎず、透明なサウンドという独自の音です。抽象的にいえば、水の様に透き通った中で、暖かさウェットなサウンドが心を癒します。決してドライなケーブルではありません。

歌が中心にくるという点ではMarine Heartと同じですが、向こうはとても明るい音、こちらはおしとやかな音です。

今日の音楽紹介でもわかるように、個人的にはアンビエンスが強い曲や、空間系のエフェクター、リバーブ、ディレイを駆使した音楽にはとても合うと思います。うちのギター事業部、部長推薦の一枚でレビューをします。


今日の音楽

Phoenix Rising By Karash Kale

の音楽は、アメリカ在住のタブラ奏者兼プログラミング兼プロデューサーのKarsh kaleによる作品です。現代エレクトロサウンドに、インド伝統音楽を組み合わせることにより新しい世界観を確立しています。

聞いているとても、独特の空気感とアンビエントが未知の世界に心を惹き入れます。聞いていて疲れない音楽で、芸術性が高い音楽だとNickieは感じました。

この空間はポストロックをイメージした感じで、甲殻機動隊の菅野よう子が手掛けた、音楽とどことなく似ているところがありますね。

選んだ曲は、「Phoenix Rizing」16ビート系の刻みとギターサウンドのクリートーンによるアルペジオ、潰したDistortionサウンド、動きのあるぶりぶりとしたベースが空間を作っています。

また、途中で入ってくる謎の楽器(尺八みたいな音)がスパイスを加えます。
歌は、なにかこう訴えかけてくるような、クールで浮遊感のあるテイストのメロディー。どことなく最近のUKロックに近いテイストです。


こちらからリンクして参考音源を聞いてください。マニアックすぎてYoutubeにはございませんでした。





1 AKG Q460 ( K450タイプ) 通常ケーブル VS  Crystal Love

Crystal Loveと比べると通常ケーブルで聞いた場合はかなりドライに聞こえます。音のまとまりとしては、K450シリーズ特有の低音がブリッと聞こえてきますが、それ以外では癖もなくバランスが取れた感じです。

Crystal Love で味付けをすると、ウェットで厚みが増すサウンドになりました。
特にボーカル等が前に出てきて音にまとまりが出ます。
サウンドはウェットで全体でどんどん攻めてくるサウンドに仕上がりました。
厚みがあり、音も丸く仕上がり気持ちいいです。







2 Shure SE535通常ケーブル VS Crystal Love

さすがSE535です。通常ケーブルではQ460に比べると一気にソリッドで解像度の高い音です。中高音が出ています。

アンビエント独特の空気感がSE535+通常ケーブルでは失われてしまう一方、Vocalがずば抜けて聞こえます。

エレドラ系の電子ドラムサウンド、特にスネアがキンキンと響いてきます。
かなり硬い音で少々耳がお疲れ気味です。

こういったアンビエントが重要な曲ではShure SE215のほうが個人的には合うと感じます。


では、Crystal Loveを使った場合はどうでしょうか?

ウェットで落ち着いた音を出すことが特徴のため、先ほどの行き過ぎた硬さや抜けは抑え気味になりバランスが良くなりました。
それでも、Vocalは前に出てきますので、まだ全体的なVocalが大きく聞こえます。
ただ、角がある音ではないので音疲れはかなり軽減されると感じます。





3 Ultimate Ears 10 pro 通常ケーブル VS Crystal Love

UltimateEars 10 Pro通常ケーブルで使用した場合は低音とアンビエントの空間があり、落ち着いて聞けます。

音抜け自体はあまり良くありませんが、こういった曲に10proは合うと感じられます。

では、Crystal Loveを使うとどうなるか、本来ウェットなケーブルではありますが、10pro付属のケーブルよりは音抜けが良く、クッキリと聞こえるようになりました。

サウンドはボーカルラインと低音がぬけて、クッキリとしかしウェットで包容力のある音に仕上がりました。ベースのブリブリ感が分かりやすくなりつつも、輪郭が丸く表現され、それがアンビエントを伝えます。かなりエレクトロニカを聴くのにはいい組み合わせです。


次回は新たなドックケーブルかSigma Acoustics社のケーブル、をお伝えしていきたいと思います。さらに、もうすぐAudio Minorのヘッドホン用ケーブルにUltrasoneAKGのラインナップが追加される予定です。

Moi Moi Moi!!!!!!!!!!!!!!







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